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エゴマ



エゴマとは、東南アジア原産のシソ科の一年草で、通常のゴマ科のゴマとは全く異なるもの。食べると十年長生きできるという由来から、別名ジュウネンと呼ばれます。

日本では、古来より食用や行灯(あんどん)用油として日常的に用いられてきました。菜種油が広まってからは衰退していきましたが、昨今、ダイエットや健康の面から再び注目を浴びてきています。

種子には約45パーセントの油が含まれていて、そこから取り出した油はエゴマ油やシソ油といわれます。この油の約60パーセントは、必須脂肪酸であるα–リノレン酸からできています。

α–リノレン酸は体内で合成されないので、食事によって摂取するしかなく、体内でDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)に作り変えられます。DHAには脳細胞を活性化させる作用があり、EPAには血液の流れをよくする働きがあり、脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞の予防に有効。

そのほか、エゴマには体脂肪の燃焼を助ける成分が含まれることから、ダイエットに有効とされています。

また、えごまの葉は、刺身のつまにされるなど、高い殺菌効果を発揮します。種子もゴマと同様に、炒(い)ってから擦りつぶし、エゴマ味噌(みそ)などとして食用にされています。

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