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ウラジロガシ
ウラジロガシとは、宮城・新潟県以西の本州、四国、九州、沖縄に分布するブナ科コナラ属の常緑広葉樹。名前は葉の裏が白いことに由来し、ウラジロカシとも呼ばれます。
日本では古来から「体の石を追い出す」といわれ、結石症に効果があります。
ウラジロガシの葉の主な成分として、フラボン、タンニン性物質、脂肪酸、トリテルペンなどが確認されていて、カテコナール・タンニンにはカルシウムを溶かす作用があることが近年わかりました。
尿路結石を排出するためには、細かく刻んだ葉を1日約50〜70gを上限として、600〜1000mlの水を加えて煮出しながら、約半量になるまで煮詰めたものをこして、1日数回に分けて服用します。乾燥した葉をお茶にして飲む商品も、腎臓結石や胆石にも効果があるとして市販されています。
葉のエキスは、腎臓結石や胆石の排出を促進する作用が確認され、医薬品としても流通しています。
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