梅酢とは、梅を塩漬けにした際に自然に上がってくる液体のこと。一般には白梅酢と呼ばれます。これに赤じその葉を漬け込んで赤くなったものが赤梅酢。

梅酢には梅の成分が多く含まれているので、塩分以外にも天然アミノ酸や、カルシウムや鉄分などのミネラル類、クエン酸やリンゴ酸、ポリフェノールなどの有機酸などが豊富に含まれています。一般の醸造酢と違って酢酸発酵していないため、酢酸は含まれていません。

有機酸は唾液の分泌を促したり、胃腸の働きを活発にし、消化の促進に効果があります。梅酢を水やぬるま湯で薄めてうがいをすると、風邪予防に効果があるともいわれています。