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レビー小体型認知症
運動障害や幻視も現れる認知症の一種
レビー小体型認知症とは、脳の神経細胞が委縮する変性性認知症の一種。変性性の認知症の中では、アルツハイマー型認知症に次いで多く、変性性認知症全体の約2割を占めるといわれるほど、比較的頻度の高い疾患です。以前は、びまん性レビー小体病と呼ばれていました。
高齢者に多くみられますが、40歳前後で発病する場合もあり、男性は女性より約2倍多いと見なされています。出現する症状に物忘れもあり、一見アルツハイマー型認知症に似ています。
レビー小体とはもともと、運動障害を主な症状とするパーキンソン病において、脳の下のほうにある脳幹を構成する中脳に現れる特殊な構造物(封入体)を指す言葉ですが、レビー小体型認知症を発症した人の脳では、この構造物が認知機能をつかさどる大脳皮質にも広く見られることから命名されました。
レビー小体型認知症の認知機能障害は、アルツハイマー型認知症とは異なる特徴がみられます。
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【レビー小体型認知症】
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