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慢性膵炎

膵臓が硬くなり膵液の分泌が障害される疾患

慢性膵炎(すいえん)とは、長期間に渡る炎症によって、膵臓の細胞が徐々に破壊されていく疾患。炎症が進行すると、繊維化や石灰化が起こって膵臓が硬くなり、膵液の分泌が障害されます。

膵臓は胃の後ろに位置する消化腺(せん)であり、直径15センチ、重さ100グラムほどとサイズこそ小さいですが、外分泌と内分泌という二つのホルモン分泌を行う機能があります。

外分泌機能は、消化液である膵液を分泌して十二指腸へ送り込み、食物の消化、吸収を助けるもの。膵液には、炭水化物を分解するアミラーゼ、蛋白(たんぱく)質を分解するトリプシン、脂肪を分解するリパーゼといった消化酵素が含まれています。

一方、インシュリン(インスリン)やグルカゴンなどのホルモンを分泌して、血糖値を調節するのが内分泌機能です。インシュリンは血糖値を下げ、グルカゴンは血糖値を高くします。

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【慢性膵炎】

[1] 長期に渡る炎症

[2] 膵液の分泌に障害

[3] 早期にみられる症状

[4] 後期にみられる症状

[5] 血液と尿の検査

[6] 画像検査による確定

[7] 残された機能の温存

[8] 薬物による再発防止

[9] 外科的な手術療法

[10] 食事療法による改善

 

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