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胆石症

●激痛、発熱、黄疸が主症状

 胆石症とは、胆道内に胆汁の成分が固まって、結石ができる疾患です。

 胆汁を生成するのは肝臓で、胆汁を濃縮して貯蔵する胆嚢(たんのう)から胆管を通して、十二指腸に分泌して腸の消化吸収を助け、不用な脂溶性の老廃物を体外に排出します。胆嚢と胆管を合わせて胆道といい、この胆道に胆汁中の成分が結晶となり、固体化し、やがて結石ができるのが胆石症で、胆嚢内にできたものを胆嚢胆石、 胆管にできたものを胆管胆石といいます。 

 胆石症の典型的な症状は、上腹部から右脇(わき)腹にかけて突然、激痛が襲う疝痛(せんつう)発作。疝痛とは腹部内臓の疾患に伴う症候で、痛みは背中や胸に広がることもあり、発作の多くは数分から数十分間隔で、波状的に襲ってきます。しかし、人によっては軽い上腹部痛だけのことも、まれではありません。

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【胆石症】

[1] 激痛が襲う疝痛発作

[2] 発熱と黄疸

[3] 増加する胆石保有者

[4] 結石の二大別

[5] 早期発見が大切

[6] 医師による治療

[7] 生活習慣の改善を

 

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