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C型肝炎は、C型肝炎ウイルス(HCV)が原因のウイルス性肝炎の一種。かつては非A非B型肝炎と呼ばれていましたが、1989年にアメリカのカイロン社が開発したHCV抗体の検出法により、診断が可能となりました。

 主な感染経路は輸血を始めとする医療行為でしたが、献血時の抗体スクリーニングが徹底して、輸血後肝炎としてのC型肝炎は激減。しかし、患者の半数には輸血歴がなく、母子感染や性行為などの経路も想定されます。

 一般に発症が緩やかで、症状が軽いのが特徴ですが、慢性肝炎に移行する可能性があります。慢性化すると、かなり高い確率で肝硬変や肝がんになりますので、持続的に感染している場合は、定期的な検査が必要です。薬物常用者、医療従事者などハイリスク群では、特に留意が求められます。

 慢性肝炎に移行した場合には、ウイルスを体外へ排除して治癒を図るインターフェロン療法が期待されます。

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【急性肝炎】

[1] 原因は肝炎ウイルス

[2] 各型と感染経路

[3] A型急性肝炎

[4] B型急性肝炎

[5] C型急性肝炎

[6] D型急性肝炎

[7] E型急性肝炎

[8] 治療の基本は安静

 

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