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網膜分枝静脈閉塞症の場合には、非虚血性の網膜中心静脈閉塞症と同じく、まず薬物治療が行われるのが一般的。薬で出血が吸収されない場合は、やはりレーザー光凝固が行われます。
網膜の出血した部位やむくみの多い部位にレーザーを照射して、出血やむくみを網膜の外側の組織である脈絡膜側に吸収させます。ただし、黄斑部の中心窩(か)にはレーザーを照射できないため、中心窩に出血やむくみがある場合は、近くまで照射して間接的に吸収させます。
出血やむくみが吸収されれば、視力は改善します。ただし、黄斑部の出血やむくみを長期間放置すると、治療で出血が吸収できても視力の改善は難しくなりますので、発症後3~4カ月以内には治療することが求められます。
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【網膜静脈閉塞症】
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