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まつげの生え方が乱れて、その一部が角膜を刺激
睫毛乱生(しょうもうらんせい)症とは、まつげの生える方向が不規則な状態です。普通、まつげは全部規則正しく外側の方向に向かって生えています。
まつげが毛根から不規則に生えていますので、目の内側に向かったまつげが角膜(黒目)に触れることにより傷付け、涙がいつも出ている、何かが目に入っているような異物感がある、チクチクするような痛みがある、目やにが出る、まぶしさを感じる、目が充血するなどの症状がみられます。
角膜に当たるまつげの数は、1本のみの場合から多数の場合までいろいろです。長く続くと、角膜が濁ってしまい、視力が低下することもあります。
眼瞼縁(がんけんえん)炎(ただれ目)、結膜炎、トラコーマ、やけどなど、まつげの毛根部の炎症によって引き起こされる場合と、生まれ付きのものとがあります。
【睫毛乱生症】
【四百四病の事典】
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