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初期では、記憶力などの認知機能は保たれています。目立つのは人格障害で、認知症の中では人格の変化が一番激しくなります。その人格障害には、易怒、不機嫌、爽快なども認められ、人を無視した態度、人に非協力な態度、不まじめな態度、ひねくれた態度、人をばかにした態度などが目立つようになります。しかし、本人に病識はありません。

ピック病特有の症状といえる滞続言語も、認められます。滞続言語とは特有な反復言語で、会話や質問の内容とは無関係に、同じ内容の話を繰り返したり、おうむ返しを続けたりします。これらは持続的で、制止不能です。

自制力の低下により、周囲には理解不能な行動、状況に合わない行動もみられます。例えば、場所や状況に不適切と思われる悪ふざけや、配慮を欠いた行動をしたり、周囲の人に対して無遠慮な行為や身勝手な行為を示します。

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【若年性認知症】

[1] 18〜64歳で発症

[2] アルツハイマー型認知症1

[3] アルツハイマー型認知症2

[4] 脳血管性認知症

[5] ピック病1

[6] ピック病2

[7] その他の若年性認知症

[8] 早期受診の勧め

[9] 症状軽減と進行阻止

[10] 若年性認知症の予防

[11] 食習慣、運動習慣

[12] 知的生活習慣

 

【四百四病の事典】

[13] ピックアップへ

 

【メディカル・チェック】

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