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クレチン症

生まれつき甲状腺の働きが弱い疾患

クレチン症とは、生まれつき甲状腺の働きが弱いために、甲状腺(せん)ホルモンの分泌が不足している疾患。知能低下や発育障害が起こる重症から軽症まで、症状の出方はさまざまです。別名、先天性甲状腺機能低下症。

発生頻度は、出生児5000〜6000人に1人の割合と推測されています。男女比は1:2で、女児に多いようです。

胎児期における発生の異常によって、甲状腺そのものが形成されていない、甲状腺があっても十分な大きさがない,甲状腺が舌根部など別の場所にあって働かない、甲状腺があっても甲状腺ホルモンの合成に障害があるなどのために、甲状腺ホルモンが不足の状態になります。まれに、中枢性(下垂体性)、視床下部性の機能障害に、原因があるケースもあります。

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【クレチン症】

[1] 生まれつきの疾患

[2] 乳児期に現れる症状

[3] 集団スクリーニング

[4] 甲状腺ホルモン剤

 

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