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切開生検は、メスで乳房に切開を入れ、がんと思われる部位の組織の一部を取ってきて、顕微鏡で調べる検査。穿刺吸引細胞診や針生検で、確定診断ができない場合に行われてきましたが、外科手術になりますので、体への負担が大きいのが欠点です 。

 マンモトーム生検は、超音波やマンモグラフィで見ながら、疑わしい部分に直径3ミリの針であるマンモトームを刺して、自動的に組織の一部を吸引してきて、顕微鏡で調べる検査。広範囲の組織が取れて、切開生検より傷口が小さいため、テープで止めるだけで糸で縫う必要がないのが利点です。とりわけ、しこりとして触れない小さながんや、石灰化の段階のがんの診断に、威力を発揮します。

 乳がんとわかった場合には、がんの広がりの程度、他の部位への転移の有無を調べるために、胸や骨のレントゲン検査、CT、超音波検査、アイソトープ検査などが行われます。その程度や有無によって、治療の方針が決められることになります。

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【乳がん】

[1] 女性のがんの1位

[2] 痛みのない、しこり

[3] リンパ節への転移

[4] 増えている原因

[5] 自己検診の勧め

[6] 自己検診の方法

[7] マンモグラフィ

[8] 各種の生検について

[9] マンモトーム生検

[10] 胸胸保存乳房切除

[11] 乳房温存療法

[12] 再発予防のために

 

【四百四病の事典】

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【メディカル・チェック】

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