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■気管支炎の治療
急性気管支炎の治療では、呼吸器疾患の治療薬を症状に合わせて服用します。去痰剤による痰の除去、鎮咳剤による咳の沈静化が行われ、細菌感染の場合は抗生物質が使用されます。
一度、快方に向かい始めたら、確実な治療を行えば大体1週間以内に軽快します。栄養のある食事を心掛けて安静にし、喫煙者はたばこを控えることが大切。冷たくて湿った環境は、なるべく避けるべきです。
慢性気管支炎の治療では、ネブライザー吸入療法や、体位(性)ドレナージによる気道の浄化が行われます。ネブライザーの吸入薬剤としては、喀痰(かくたん)溶解剤、気管支拡張剤、抗生物質、副腎(ふくじん)皮質ステロイド剤等が用いられます。体位ドレナージは、足のほうを高くしたり、頭のほうを低くしたりして、痰が喉頭のほうへ流出しやすい姿勢をとるもので、バイブレーターなどで背中に振動を与えると、より効果的です。
原因の除去のため、大気汚染からの転地、職場汚染からの転職、たばこの禁煙が勧められます。
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【気管支炎】
【四百四病の事典】
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