健康創造塾

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 年寄りになっても、十分に睡眠をとって、身体機能をすっきり整えておけば、恍惚の人になる恐れはないものである。

 老人は眠りが浅いとよくいわれるが、気力が乏しくなると神経が興奮しやすくなって、すぐ目が覚めてしまい、今度はなかなか寝つかれないということになりがちなものだ。

 つまり、養生とは、「気」を養うことが根本なのである。

 貝原益軒の「養生訓」には、「つとめてねぶりをすくなくし、ならひてなれぬれば、おのづからねぶりすくなし。ならひて睡をすくなくすべし」とあるが、これは大変な間違いである。

 養生とは「気」を養うことなのに、飲食や色とともに、眠りを三欲に数えていることは、矛盾、撞着(どうちゃく)もはなはだしいといわねばならない。

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[2] 夜更かしは悪徳

[3] リズムの乱れ

[4] 目覚めの潮時

[5] 次の眠りを待つ

[6] 「気」を養う時

[7] 運動で快眠を 

[8] 昼は体を働かせる

[9] 寝酒について

[10] 自然睡眠のために

[11] 就寝前のビール

[12] 夕食は早めに

[13] 眠りを誘う乳製品

[14] 強い刺激は避ける

[15] 眠れるパターンを

[16] 呼吸で落ち着く

[17] リフレッシュ法

[18] 執着を解き放つ

[19] 環境を整える

 

【四百四病の事典】

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