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なぜ忘れるのか。脳は、左脳と右脳に分かれていて、いわゆる読み、書き、ソロバンは左脳の働きである。それに対して、右脳は言葉であまり表現できない直観的な判断をしている。夢には主に右の脳が使われるので、起きてから左脳で言葉に翻訳しないと、スーッと消えてしまうのだ。
では、なぜ忘れてしまう夢を見るのか。人間の体は巧妙にできており、昼間に意識されたものがみな、潜在性意識の中に記録されているものである。その記録されているものが、寝ている時に夢となって出てくるのである。
とにかく、体や脳の健康の根底を培うには、夜、十分に、安らかに眠らなくてはいけない。夜、安らかに寝るということは、昼間の働きになる。昼間の働きはまた、夜の眠りに関係をする。これは、切っても切れない、大切なつながりを持つということがいえるわけである。
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