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●血統・遺伝説とは
若いうちからハゲてしまう若ハゲ(若年性脱毛症)は、遺伝性であることが非常に多く、それも家系の中で男性だけに現われる遺伝形式(伴性優性遺伝)で受け継がれていきます。男性型禿髪症の実に80%以上が遺伝性といわれるほどで、この場合もDHTに影響されやすい体質が受け継がれてしまうのです。これが「血統・遺伝説」です。
では、どのように血統が遺伝していくのでしょうか。私たちは両親から一個ずつの毛髪に関する遺伝子をもらいます。その遺伝子の組み合わせは、下の主な3つです。
○両親から受ける毛髪遺伝子の組み合わせ○
1. 正常な遺伝子と正常な遺伝子
2. ハゲ・薄毛の遺伝子と正常な遺伝子
3. ハゲ・薄毛の遺伝子とハゲ・薄毛の遺伝子
男性は優性遺伝のため、ハゲ・薄毛の遺伝子が一つでもあればハゲてしまう確率は高くなります。
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