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∥四百四病の事典∥


扁桃(へんとう)炎

■口蓋扁桃に炎症の起こる疾患で、急性と慢性の別

 扁桃(へんとう)炎とは、口蓋(こうがい)扁桃に炎症の起こる疾患。急性扁桃炎と慢性扁桃炎に分けられます。

急性扁桃炎

 咽頭(いんとう)粘膜の炎症である急性咽頭炎と一緒に起こりますが、特に扁桃に強い急性の炎症がある場合を急性扁桃炎と呼びます。

 扁桃には常時、いろいろな細菌が住み着いていますが、気温の急変、過労、風邪などで全身の抵抗力が弱まった時に、いろいろな細菌が活動し始め、急性症状を起こします。また、風邪のウイルス感染が、直接の原因となることもあります。

慢性扁桃炎

 急性扁桃炎を繰り返すうちに、慢性化したものです。のどが熱っぽかったり、軽い異物感や、食べ物を飲み込む時に起こる嚥下(えんげ)痛などがあります。熱はあっても、微熱程度です。

 しかし、この慢性扁桃炎からリウマチ性関節炎、腎(じん)炎、心内膜炎、心筋炎、結節性紅斑(こうはん)などの疾患が起こることがあるので、油断はなりません。

■扁桃炎の検査と診断と治療

急性扁桃炎

 治療には、安静が必要です。首を温湿布か冷湿布すると、痛みが軽くなります。医師は、うがいやルゴール液の塗布を勧め、抗生物質を投与します。化膿(かのう)して、うみがたまったら、切開排膿します。

慢性扁桃炎

 1年に4、5回以上急性化する扁桃炎は、手術が勧められます。手術は耳鼻科では簡単なほうで、約1週間の安静が必要です。

 

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