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∥四百四病の事典∥


時計ガラスつめ(ヒポクラテスつめ)

■つめが肥大化、変形して指先を丸く包むような状態

 時計ガラスつめとは、つめの成長が著しくて湾曲度を増し、指先を丸く包むような状態。ヒポクラテスつめ、時計皿つめとも呼びます。

 見た目は、つめの甲が時計の風防ガラスのようになります。さらに変化が強くなると、指の末端も肥大してきて、見た目は、太鼓のバチのような感じになります。

 こういう状態は、指の末端の軟部組織にムコ多糖類が沈着するために生じ、肺の慢性疾患である肺がん、肺膿瘍(のうよう)、気管支拡張症、肺気腫(きしゅ)、肺結核などのほか、チアノーゼを伴う先天性心臓疾患および亜急性心内膜炎、甲状腺(せん)機能高進症、肝硬変、潰瘍(かいよう)性大腸炎などの時に、その一症状として現れます。

 ほかに、内臓の疾患と関係のない特発性のもの、厚皮骨膜症の一症状として現れる遺伝性のものもあります。

 片側だけのつめが肥大化し、変形した場合は、その側の大きな血管に異常があることがあります。

■時計ガラスつめの検査と診断と治療

 思い当たる疾患がないのに症状が出た場合は、どこか悪いところがあるというサインかもしれないので、早めに病院で診てもらうようにします。

 医師による治療では、原因となっている疾患の治療を最優先します。

 

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