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乳腺炎

■乳房の炎症性疾患の代表

 乳腺(にゅうせん)炎とは、乳汁を分泌する乳腺に炎症が起こる疾患で、急性のものと慢性のものがあります。

 急性乳腺炎のほとんどは、授乳期、ことに産褥(さんじょく)期にみられ、うっ滞性乳腺炎と化膿(かのう)性乳腺炎の2つに分けられます。慢性の乳腺炎には、授乳期以外に膿(うみ)の塊ができる乳輪下膿瘍(のうよう)があります。

 急性うっ滞性乳腺炎は、若い初産の女性の出産後2~3日のころによくみられるもので、乳管からの乳汁の排出障害があるために、乳房の腫(は)れと軽い発赤と熱感が起こります。痛みはあっても、激しい全身症状はでません。

 初産の場合、乳管が狭いので乳汁が乳腺内に詰まってしまうことが、その原因と考えられています。乳児への授乳が十分でない場合にも起きます。 

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【乳腺炎】

[1] うっ滯性乳腺炎

[2] 化膿性乳腺炎腺

[3] 乳輪下膿瘍

[4] 一般的治療法1

[5] 一般的治療法2

 

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