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■検査と診断と治療の方法

 激しい月経痛があったら、子宮内膜症を疑ってみるべきです。妊娠を望んでいるのに、なかなか妊娠しないことも一つのサイン。

 医師による診断は、内診、超音波検査、MRI、腹腔鏡検査などにより行われます。

 治療には薬物療法と手術療法がありますが、どちらを選択するかは、症状の種類、程度、進行度、年齢、子供をつくる希望の有無などを総合的に考慮して決めます。

 薬物療法としては、月経時だけ鎮痛薬を服用する対症療法があります。軽い子宮内膜症は、ホルモン剤を内服したり、鼻から噴霧することで治療します。

 また、経口避妊薬による偽(ぎ)妊娠療法、男性ホルモン誘導体のダナゾールやGnRHアゴニストによる偽閉経療法があります。偽妊娠療法は疑似的に妊娠したような状態にするもので、偽閉経療法は疑似的に閉経したような状態にするものです。ダナゾール、GnRHアゴニストの両薬はその作用は異なりますが、内膜の増殖を抑える働きがあり、一般に6カ月間、服用します。

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【子宮内膜症】

[1] 3大子宮トラブル

[2] 別の部位にある理由

[3] 症状は疼痛と不妊

[4] チョコレート嚢腫

[5] 薬物療法について

[6] 手術療法について

 

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