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感染性心内膜炎(細菌性心内膜炎)は、そのもとに心臓弁膜症や、心室中隔欠損、動脈管開存などの先天性の心臓病があったり、人工弁の手術後のように、心臓自体の構造上に異常がある時に起こりやすい疾患です。
発病の切っ掛けになる原因菌は、緑色連鎖球菌などの弱毒菌から、黄色ブドウ球菌、腸球菌のような毒力の強いもの、あるいは、大腸菌、真菌、緑膿(りょくのう)菌などいろいろです。
これらの心内膜に炎症を起こす原因菌は、抜歯や歯の処置の跡、小さな感染病巣、外科処置の跡、心臓手術や検査の跡、産科や泌尿器科の手術、出産、検査の跡などを侵入経路にして、疾患を引き起こします。
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