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声門がんの場合、がんが米粒大程度のごく早い段階で、声がかれてきます。このため、早期に発見されることが多いのですが、適切な治療を受けずに進行すると、ますます声がかれてきて、ほとんど声が出なくなってしまうこともあります。声門が狭くなると、喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難が生じます。
声門上がんの場合、声の異常はすぐには現れず、最初の自覚症状は喉の違和感や異物感、咳(せき)、痰(たん)、食べ物を飲み込む時の痛みとして出てきます。腫瘍(しゅよう)が大きくなって、声帯の振動に影響を与えるようになりますと、声がかれてきます。さらに腫瘍が増大して、気道をふさぐと、呼吸困難に陥ることもあります。また、首のリンパ節に、がんの転移が生じてきます。
声門下がんの場合、早期にはほとんど症状がなく、たまに咳や痰が出る程度です。しかし、腫瘍が声帯に達すると、かれ声が起こり、腫瘍面が露出して潰瘍(かいよう)ができると、血痰が出ることがあります。
とりわけ中高年の男性で、しゃがれ声、喉の異常感が2週間以上続く時は、単なる風邪と思わず、一度、耳鼻咽喉(いんこう)科で診てもらいましょう。
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