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IgA腎症

慢性糸球体腎炎の中で最も頻度の高い腎炎

IgA腎(じん)症とは、腎臓の糸球体に、血清蛋白(たんぱく)の一種であるIgA免疫グロブリンが沈着している慢性の腎炎。日本における慢性糸球体腎炎の中では、30〜40パーセントを占める一番頻度の高い腎炎です。

子供から大人まで広く発症者はいますが、10歳代と40歳代に多い傾向があります。原因は不明です。何らかの抗原がのどや腸から体に入り、これに対する抗体としてIgAが産生され、この免疫複合体が糸球体のメサンギウム細胞の領域に沈着すると考えられていますが、原因となる抗原は完全にはわかっていません。

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【IgA腎(じん)症】

[1] 頻度の高い慢性糸球体腎炎

[2] 症状の特徴は血尿

[3] 食事療法と運動制限

 

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