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HTLV-1関連脊髄症

両足のまひによる歩行障害が起こり、ゆっくりと進行

HTLVー1関連脊髄(せきずい)症(HTLV-1-associated myelopathy:HAM)とは、ヒトTリンパ球向性ウイルス1型(Human T Lymphotropic Virus type 1:HTLVー1)の白血球(リンパ球)への感染によって、両足の筋肉が徐々にまひしていく慢性進行性の脊髄疾患。ヒトTリンパ球向性ウイルス1型感染に関連する疾患群の一つとして、1986年に鹿児島大が初めて報告しました。

ヒトTリンパ球向性ウイルス1型を保持するキャリアの大多数は生涯に渡って、このHTLVー1関連脊髄症や成人T細胞白血病(ATL)などを発症しないまま健康に過ごし、ごく一部の人が発症します。1998年の全国調査では、日本でのヒトTリンパ球向性ウイルス1型のキャリアは全国に約120万人いるとされましたが、HTLVー1関連脊髄症の発症者は約1500人と確認されました。現在、年間発症率はキャリア10万人当たり3人と極めて低くなっています。

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【HTLVー1関連脊髄症】

[1] 両足の筋肉が徐々にまひ

[2] 母乳、輸血、性交渉

[3] 多いのは中年以降の女性

[4] 歩行障害と排尿障害

[5] 炎症の非活動期の治療

[6] 炎症の活動期の治療

[7] 生命予後と感染予防

 

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