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また、アウスピッツ血露現象といって、鱗屑を無理にはがすと、点状に出血がみられることがあります。これは、乾癬の特徴的な表皮の増殖の仕方と関係しています。すなわち、表皮が厚くなった部分と薄くなった部分が隣り合っているため、薄い表皮の下にある血管が傷付いて生じると考えられます。

鱗屑が厚い時にかゆみがありますが、基本的には自覚症状もなく、内臓にまで疾患が及ぶことはありません。爪が白く厚ぼったくなり、爪水虫と間違われる場合もあります。

こういった乾癬の典型的症状のみがみられる例を、尋常性乾癬といいます。乾癬の中の特殊な病型として、発疹が全身に広がり真っ赤になる乾癬性紅皮症、赤みの上に小さな膿(うみ)が多発する膿疱(のうほう)性乾癬、リウマチのような関節症状を伴う関節症性乾癬があり、これらは何かのきっかけで急に悪化する重症型の乾癬といえます。別の特殊型に、滴状乾癬があります。これは、子供から若い人に多く、風邪のような症状に引き続いて、全身に小型の発疹が一度に多発します。

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【乾癬】

[1] 皮膚がはがれ落ちる疾患

[2] 肘、膝、尻、頭に多発

[3] 乾癬の中の特殊な病型

[4] 治療は症状に合わせて

[5] 外用薬、内服薬

[6] 紫外線を当てる光線療法

[7] 生活上で注意すること

 

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