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加齢黄班変性

高齢者の失明原因となる疾患の一つ

加齢黄斑(おうはん)変性とは、眼球内部の網膜にある黄斑が変性を起こして、視力が低下する疾患。加齢に伴って起こるもので、高齢者の失明原因の一つです。

黄斑とは、光を感じる神経の膜である網膜の中央に位置し、物を見るために最も敏感な部分であるとともに、色を識別する細胞のほとんどが集まっている部分。網膜の中でひときわ黄色く観察されるため、昔から黄斑と呼ばれてきました。

この黄斑に異常が発生すると、視力に低下を来します。また、黄斑の中心部には中心窩(か)という部分があり、ここに異常が発生すると、視力の低下がさらに深刻になります。

加齢黄斑変性には、網膜よりさらに外側に位置している脈絡膜から、異常な血管である新生血管(脈絡膜新生血管)が生えてくることが原因で起こる滲出(しんしゅつ)型と、新生血管は関与せずに黄斑そのものが変性してくる非滲出型(委縮型)の二つのタイプがあります。

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【加齢黄班変性】

[1] 網膜中の黄班の変性

[2] 失明原因ともなる滲出型

[3] 進行の緩やかな非滲出型

[4] 発症数が増加の一途

[5] 眼底検査、蛍光眼底検査

[6] レーザー光凝固術、手術

[7] 新しい二つの治療法

[8] 治療後の注意と食事

 

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