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糖尿病は、1型糖尿病(インシュリン依存型糖尿病)、2型糖尿病(インシュリン非依存型糖尿病)という2つのタイプに大別されます。

1型糖尿病は、膵臓のランゲルハンス島の中にあるβ(ベータ)細胞が破壊され、インシュリン分泌がほぼゼロになってしまうことで発症するタイプ。原因としは、ウイルス感染、自己免疫性、特発性(原因不明)などがあります。

インシュリンは血糖値を下げる唯一のホルモンであり、そのホルモンが体内で作られないわけですから、外からインシュリンを補充しなければ、血糖値はどんどん上昇してしまいます。従って、1型糖尿病の人は、生存のために毎日のインシュリン注射が絶対に必要になります。発症は小児や若い人に多くみられますが、中高年にも認められることがあります。

2型糖尿病は、インシュリン分泌が低下しやすく糖尿病になりやすい体質を持っている人に、過食、運動不足、肥満、ストレス、加齢のほか、発熱、過労、手術、薬の服用、ほかの疾患の影響、妊娠など、インシュリンの作用を妨害するような引き金が加わって発症するタイプ。

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【糖尿病】

[1] 高血糖の持続で発症

[2] インシュリンの働き

[3] 1型糖尿病について

[4] 2型糖尿病について

[5] 症状と各種の合併症

[6] 合併症の怖さ

[7] 判定基準で型を区分

[8] 糖尿病との診断

[9] 治療の第一目標

[10] 食事療法

[11] 運動療法

[12] 薬物療法1

[13] 薬物療法2

[14] 生活上の注意

 

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【メディカル・チェック】

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