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●高齢男性のほとんどがかかる病気
前立腺(ぜんりつせん)肥大症とは、尿道が圧迫されて、排尿障害をもたらすことが知られている病気。高齢の男性によくみられます。
年齢と深い関係にあり、40、50歳代で症状が出始め、60歳を過ぎると半数以上の人が夜間頻尿と放尿力低下を訴え、65歳前後で治療を開始する人が多くなります。そして、80歳までには80パーセントの人が前立腺肥大症になるとみられています。
程度の差こそあれ、高齢の男性はほぼ全員が発症するため、男性の更年期症状とか、老化現象の一種という見方もできます。
尿道付近の前立腺組織が肥大して、尿道を圧迫するために起こる病気であり、ガンとは違って良性の増殖ですので、生命にかかわるような病気ではありませんが、放っておくと尿閉といって尿が全く出なくなることもあります。
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【前立腺肥大症】
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