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ある季節にだけ現れる、うつ病に似た症状
季節性うつ病とは、抑うつ気分などの、うつ病に似た症状が特定の季節に限って現れる精神疾患の一種。多くは冬に症状が出る冬季うつ病ですが、夏など他の季節に症状が現れる人もいます。
季節性情動障害、季節性気分障害、季節性感情障害などとも呼ばれます。英語ではSeasonal Affective Disorderと呼ばれ、この頭文字を取ってSADと呼ぶのが一般的です。
季節性うつ病の中で最も一般的な冬季うつ病は、秋冬うつ病ともいわれており、10~11月ごろに抑うつが始まって、1~2月ごろに症状が重くなり、3月になると次第に軽くなっていくというサイクルを繰り返します。
過眠、過食の症状がみられるのが特徴で、特に夕方になると眠くなり、過食による体重増加、炭水化物や甘い物を欲する傾向が強まります。気分の憂うつ、焦燥感、無気力、日常活動に対する関心の低下や引きこもりなど、うつ病に似ている症状もあります。
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【季節性うつ病】
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