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検査と診断と治療

医師による検査では、慢性甲状腺炎(橋本病)や、バセドウ病に代表される甲状腺機能亢進(こうしん)症などとの区別のために、血液検査が行われます。腺腫様結節との区別のために、超音波検査が行われることもあります。

血中甲状腺ホルモン値が正常で、抗甲状腺抗体も陰性であり、自覚症状も特になく、柔らかい小さな甲状腺腫が触れる場合は、単純性甲状腺腫と診断されます。

ほとんどの場合、治療は必要なく、時々経過を追うだけで十分です。日常生活においても、海藻類などのヨードの摂取不足や過剰摂取に気を付ける以外は、特にありません。

甲状腺の肥大を来す薬物の内服がある場合は、それを是正します。甲状腺腫が大きい場合は、甲状腺ホルモン剤を服用すると、3カ月くらいで腫れていた甲状腺が縮小していきます。

なお、甲状腺腫が大きい場合は、後に橋本病やバセドウ病が出現する可能性を考えて、年1回程度病院でチェックするとよいでしょう。思春期の腫れに関しても、後々橋本病やバセドウ病が出現する場合もあるので、時々経過観察するとよいでしょう。 

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【単純性甲状腺腫】

[1] 甲状腺全体の腫れ

[2] 思春期甲状腺腫

[3] 経過観察が必要

 

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