健康創造塾

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  反対に、泣けば肩に力が入り、腹や腰は虚脱する。試しに、すすり泣きをまねてみれば、息を吸い込むばかりで、果ては胸苦しくなり、妙に寂しく、悲しくなるはず。

 なるほど、笑いは「百楽の王」。仏教でも「和顔施(わがんせ)」といって、何もなくとも笑顔が人に功徳を与えると説いている。笑いは人生の妙薬である。

 人間の感情には喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、驚き、さらに憎悪や恍惚(こうこつ)などいくつかの種類があるが、このうち最も望ましいものは、当然ながら喜びと楽しみであり、そのポジティブな感情の主な表現が、この百楽の王で、人生の妙薬たる笑いの表情なのだ。

 私が奨励するまでもないかもしれない。私たち人間は人生の中で笑いを求め、他人にも笑顔を向け、他人と笑いを共有しようとしているはずだ。感情を表すあらゆる表情の中で、笑いや、ほほ笑みは最も頻度の高いものといえよう。

 人間誰もが、安心感を得て、喜と楽の感情の中で生きられる時、幸せを感じる。そういう時には、自然と笑いがこぼれ出るもの。

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【内発的な能力を利用する】

[1] 笑いの勧め

[2] 笑いは人生の妙薬

[3] エネルギーの湧出

[4] 内発的な治癒力

[5] 内発的なエネルギー

[6] やる気を呼び起こす

[7] 笑いの誘引作用

 

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