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内臓の疾患などと関係のあるものには、中年以後の人の腰や下腹部を中心に、小さい丘疹状の痒疹が多発するものがあります。胃腸障害、肝臓病、糖尿病、血液疾患などに伴って現れると見なされています。
妊娠に伴うものは、妊娠3〜4カ月以降に主として四肢に激しい発作性のかゆみが生じ、かゆみを伴う丘疹が四肢、腹部、背部に多発します。初回妊娠で発症することもありますが、ほとんど2回目以降の妊娠で発症するという特徴があります。一般に、出産の度に再発を繰り返すことが多く、出産後は軽快するのも特徴です。これを妊娠性痒疹とも呼びます。
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【痒 疹】
【四百四病の事典】
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