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白なまずが重症の場合は、甲状腺(せん)疾患や膠原(こうげん)病などの自己免疫疾患を伴っていることがありますので、血液検査が行われます。自己免疫疾患では、自分の体の中の本来なら細菌などから体を守るべき白血球などが、自分自身の体の細胞を攻撃してしまいます。
尋常性白斑の治療としては、外用剤として副腎(ふくじん)皮質ステロイド軟こうやビタミンD3軟こうなどを使用する治療と、紫外線照射療法(PUVA療法)が一般的です。外用剤の皮膚への塗布は、内服薬に比べて全身に及ぼす副作用が少なく、免疫の働きを調節する作用があります。重症で急速に進行する時は、ステロイド剤の内服が必要なことがあります。
紫外線照射療法(PUVA療法)は、オクソラレンという薬を10〜30分前に塗布、ないし2時間前に内服し、その後、長波長紫外線を照射する方法です。紫外線の働きで残っている色素細胞が活発になり、色素を作るようになるのを期待します。紫外線に当たった後は、せっけんで薬をよく洗い落とします。
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【白なまず(白斑)】
【四百四病の事典】
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