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疾患が進むと、炎症によって増殖した付着物のために、心臓弁膜や心内膜が破壊されて変形したり、癒着したり、穴が開いたりします。その結果、弁閉鎖不全を発症します。
また、増殖物はもろくて、壊れやすいため、付着物から離れて血管に入り、皮膚、粘膜、脳、腎臓(じんぞう)、脾臓(ひぞう)、肺など体の各部分の血管に詰まって、塞栓(そくせん)を起こします。
心内膜炎の発症者の約半数の人に塞栓が起こると見なされていますし、高齢者では塞栓が動脈硬化性の疾患と間違われることも多くなります。
【心内膜炎】
【四百四病の事典】
【メディカル・チェック】
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