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溶連菌は、すでに感染している人の近くにいたり、感染者の咳(せき)から出た空気中の細菌を吸い込んだりすることで感染します。潜伏期間は1日~7日とされ、38〜39℃の突然の発熱で始まり、のどが痛みを伴って真っ赤にはれます。そのほかの症状としては、吐き気、頭痛、腹痛、筋肉痛、関節痛、中耳炎、首のリンパ節のはれなどがあります。この段階では、風邪との区別がつきません。
発熱から半日~2日後になってから、直径1ミリぐらいの赤くてやや盛り上がった発疹が、かゆみを伴って現れます。発疹は首、胸、わきの下などに現れ、少しずつ増えて全身が赤く見えるようになります。口の回りには発疹は出ないのが、一つの特徴です。3日~4日後には、舌がイチゴのように赤くプツプツするようになります。これをイチゴ舌と呼びます。
症状が消えた後、2週間ほどで指先の皮がむけることがあります。3週間ほどで軽快し、跡は残りません。
注意の必要な合併症には、急性腎炎(じんえん)、リウマチ熱などがあります。治療を行わなかった場合、これらの合併症は感染者の2~3パーセントに現れます。顔のむくみ、赤い尿、動悸(どうき)、息切れ、関節痛などの症状が現れた場合も、注意が必要です。
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【猩紅(しょうこう)熱】
【四百四病の事典】
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