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また、飛蚊症になる前か後に、ピカピカ光るものが見えることがあります。完全に網膜と離れ切っていない硝子体が網膜を引っ張ると、せん光が走ったように感じる症状が出現するのです。

後部硝子体剥離は、60歳代前半に好発します。ただし中等度以上の近視の場合には、10年くらい早く起こります。また、白内障の手術を受けた場合には、1年以内に出現することもあります。

後部硝子体剥離自体は疾患ではなく、硝子体の年齢による変化として起こるのですが、これが引き金となって網膜裂孔や網膜剥離を起こすことがあるので、注意が必要です。

中で最も注意を要するのは、癒着部の網膜が引っ張られた結果、網膜に穴が開いてしまう網膜裂孔で、後部硝子体剥離の6〜19パーセントに起こり、しばしば飛蚊症を自覚します。

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【飛蚊症】

[1] 眼前に飛んで見える蚊

[2] 硝子体の濁りで発症

[3] 生まれ付きの濁り

[4] 加齢による変化

[5] 後部硝子体剥離

[6] 注意すべき眼病1

[7] 注意すべき眼病2

[8] 疾患の有無をチェック

[9] 原因疾患に応じた治療

 

【四百四病の事典】

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【メディカル・チェック】

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