健康創造塾

…………………………

 疲労物質説は、フランスのH・ピエロンという研究者が、今世紀に入った一九一三年に唱えた説である。人間が活動を続けると、脳にピプノトキシンという特殊な疲労物質が発生する。それが脳細胞の働きを弱めて、眠くなるということを実験で証明し、世人の興味を集めたのである。睡眠中枢とでもいうべき脳の中の井戸から、あたかも水が湧き出すように眠くなる物資が現れて、我々を夢の国に誘うというものだった。

 睡眠中枢説は、脳幹部の間脳に、目覚めの中枢と眠りの中枢とがあって、目覚めと眠りをコントロールしていると考えたもので、睡眠中枢が刺激されて眠くなるという。この考え方によると、日本脳炎で、コンコンと眠り続けるのは、目覚めの中枢が壊れて働かなくなったためであるというわけであった。だが、近年の研究は、二つの中枢説を全く影の薄いものにしてしまった。

……………………

【イチオシ!はこちら!】

 

【睡眠とは何か】

[1] 睡眠とは1

[2] 睡眠とは2

[3] 睡眠とは3

[4] 睡眠とは4

[5] 三分の一1

[6] 三分の一2

[7] 三分の一3

[8] 生体リズム1

[9] 生体リズム2

[10] 生体リズム3

[11] 生体リズム4

[12] 睡眠学説1

[13] 睡眠学説2

[14] 睡眠学説3

[15] 睡眠学説4

[16] 睡眠学説5

 

【健康実用辞典】

[22] インデックスへ

 

【四百四病の事典】

[10] 胃の不快症状

[11] ヘルペス

[12] 視力障害

[13] ピックアップ

 

【健 康 情 報】

[14] 睡眠を見直す

[15] やる気を練る

[16] ピックアップ

 

【メンタリティ】

[17] 強気勝気弱気

[18] ピックアップ

 

【ライフスタイル】

[19] 器量を磨く

[20] 「気」の神秘

[21] 脳力を研ぐ

 

【リンク】

健康創造塾:So-net blog

健康創造塾:はてなブログ

 

【メディカル・チェック】

[0] ホームへ戻る


Copyright(c) 2005〜
KENKOSOZOJUKU