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もう一つがボツリヌス療法。このボツリヌス療法とは、食中毒を起こすボツリヌス毒素が持っている、神経の働きを抑える作用を利用したものです。顔のピクピク動いているところに、筋肉内注射をします。
神経から筋肉へ情報が行かないようにするもので、副作用はほとんどありません。注射は約3カ月ごとに繰り返す必要がありますが、治療を続ければ効果が持続します。
この治療により、90パーセント以上の患者で症状が抑えられる、と見なされています。ただし、ボツリヌス療法ができるのは、特定の講習を受けた医師に限られております。
2種の治療法とも、有効率は90パーセントを超えます。
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