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■慢性腎炎の症状と早期発見法

 慢性(糸球体)腎炎は、腎臓病の中で最も多い疾患。糸球体を中心にした慢性の炎症がみられるもので、さまざまな原因で起こる腎炎が含まれているために、近年では、疾患群(症候群)として考えられるようになっています。

 いずれにしても、蛋白尿や血尿とそれに伴う症状が1年以上に渡って、持続する状態を、慢性腎炎と呼びます。ただし、糸球体腎炎以外で、異常尿所見や高血圧を呈する病気は除きます。

 この慢性腎炎では、何ら前兆や誘因もなく発症してくることが多く、また進行して腎不全となるまでは、自覚症状のないことが多いのです。そのため、定期健診の時などに検尿で見付かることがほとんどです。

 まぶたが腫(は)れぽったくなるほか、疲れやすい、食欲不振、動悸(どうき)、手足のしびれ、目がチカチカする、吐き気、嘔吐(おうと)といった症状が出る場合もあります。

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【腎炎】

[1] 腎臓病の中で最多

[2] 子供に多い急性腎炎

[3] 血尿、むくみ、高血圧

[4] 慢性腎炎の自覚症状

[5] 慢性腎炎の4分類

[6] 安静と食事療法

[7] 急性腎炎の療養法

[8] 慢性腎炎の進行阻止

[9] 慢性腎炎の食事療法

[10] 慢性腎炎の療養法

 

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