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■感染症が起きたら入院治療
医師による診断を決定するためには、CT検査が行われます。かつては、気管支内に造影剤を注入し、気管支造影法が行われていましたが、最近ではほとんど行われていません。
感染症状が強い時には、適切な治療を施すために、痰の細菌学的な検査も行われます。
いったん拡張した気管支を元に戻すことはできません。気管支拡張症で最も重要な治療法は、痰の体位(性)ドレナージです。気管支拡張症のある部位を高くした体位を起床後、就寝前など1日数回、20~60分間とり、咳をしたり、背中にバイブレーターで振動を与えたりして、痰の喀出を図ります。
この際、気道に湿気や薬液を供給する噴霧器であるネブライザーで、去痰薬や喀痰溶解薬を吸入させると、痰がさらに出やすくなります。
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【気管支拡張症】
【四百四病の事典】
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