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一日に何回でも、気がついた時に、フッと息を吐き、胸圧を抜き肩の力を落とすと、首に詰まっていた力が抜けてくつろげる。首筋を和らげるには力はいらぬ。むしろ、力を抜くこと。そのためには、下半身に力を入れること。それは呼吸法のコツでもある。
もみほぐして首を和らげる場合には、指圧をするほど強く圧してはいけない。肩や、背中の疲れが首にくる。首に響く筋肉を、その線でほぐすのがよい。
また、右か左かが、凝りすぎている時、悪いほうを一度に治そうとせず、反対側をまず和らげることを忘れてはならない。
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