健康創造塾 病気 健康創造塾 病気 健康創造塾 病気 健康創造塾 病気 健康創造塾

∥四百四病の事典∥


軟性下疳

●痛みの強い潰瘍ができる性感染症

 軟性下疳(げかん)は、軟性下疳菌という細菌が起こす性感染症で、生殖器に痛みのある潰瘍(かいよう)ができます。

 世界中でよくみられますが、日本では第二次世界大戦の後、非常に少なくなり、今日ではほとんどみられない疾患となりました。

 2~7日の潜伏期間の後、性器や肛門(こうもん)付近の皮膚に、紅色で米粒大のはれたおできができ、中に膿(うみ)がたまって破れると、痛みのある潰瘍になります。単発または多発で、容易に出血します。潰瘍が広がって合体することもあります。

 少し遅れて、太ももの付け根の鼠径(そけい)リンパ節がはれて大きくなり、皮膚も赤くはれ上がります。痛みが強いので、有痛性横痃(おうげん、よこね)といいます。

  軟性下疳には、数種類の抗生物質が有効です。潰瘍には、抗生物質の入った軟こうを用います。

 

ホームへ戻ります コンテンツのトップへ戻ります ページのトップへ戻ります

ホームへ戻ります 四百四病の事典のトップへ戻ります ページのトップへ戻ります


Copyright 2003〜 kenkosozojuku Japan, Inc. All rights reserved.