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‖四百四病の事典‖


鳥インフルエンザ



■世界が警戒するウイルスの変異■

 鳥インフルエンザとは、鳥類がかかるA型インフルエンザの一種で、H5N1型、H7N7型などに分類されます。感染した鳥類が全身症状などの特に強い病原性を示すものを「高病原性鳥インフルエンザ」と呼び、にわとり、七面鳥、うずらなどが感染すると大量死することもあります。

 生きた病鳥や内臓、排泄(はいせつ)物に接触することで、鳥から人間にも感染し、発病した場合の致死率は6割を超えます。

 人から人への感染は2008年1月、中国でH5N1型による感染が初確認されましたが、ウイルスの変異はありませんでした。もし、ウイルスが人間の体内などで変異して、空気感染力などを持つ新型インフルエンザになると、世界中で大流行する恐れがあるため、各国政府も警戒を強めています。

 日本の国立感染症研究所では1月現在、中国、韓国、インドネシア、ベトナムの四つの研究機関と、感染症研究で国境を越えて協力を進めるための覚書を締結。出現が懸念されている新型インフルエンザに関しての情報交換や、共同研究、人材育成などを進めています。

 厚生労働省では、新型インフルエンザの流行初期に接種するプレパンデミックワクチンについて、ベトナム、インドネシア、中国のウイルス株合わせて2000万人分を3月までに製造し終える予定です。ウイルス株を新たに追加し、3000万人分のワクチンを備蓄する計画も進行中。

 

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