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‖四百四病の事典‖


書痙



■字を書く時にだけみられる障害

 書痙とは、字を書こうとすると指先に力が入りすぎたり、手が細かく震えたり、手が不随意的に屈曲したりして、字がうまく書けなくなる機能的運動障害です。人前でサインする時などには、誰でも緊張して書きづらいことがありますが、書痙ではそれが著しく障害されます。

 字を書く時にのみみられる症状で、はしを持つ、縫い物をする、ボタンを掛けるなどの他の細かい動作は、すべて普通に行うことが可能です。神経学的にも、異常が認められることはありません。

 仕事上の失敗や自信の喪失がきっかけとなるケースが多く、上手に書こうとすればするほど、障害は悪化します。偶然に生じた好ましくない反応が、条件反射的に習慣付けられてしまったものといえます。

 神経質で緊張しやすく、完全癖の人が、なりやすい傾向を有しています。事務職、教師、文筆家、記者、速記者、代書人など書くことを専門にしている人に多く発症し、職業病の一つとも考えられていますが、心理的ストレスなどの要因が影響しており、心身症と見なされます。手に力が過剰に入るために、手、肘(ひじ)、肩の凝りや痛みを伴うケースもあります。

 書痙の治療法には、薬物療法と精神療法があります。適切な薬物療法の助けを借りながら、時間かけて精神療法を行うことが大切です。

 薬物療法としては、抗不安薬、抗けいれん薬、β遮断薬、ボツリヌストキシンなど各種あり、作用の程度が違いますが、特効薬といったものはありません。精神療法としては、森田療法、認知行動療法、バイオフィードバック療法、筋弛緩(きんしかん)法、催眠療法、自律訓練法などがあります。

 

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