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∥四百四病の事典∥


五月病



●新しい環境になじめぬ心のスランプ

 五月病(ごがつびょう)とは、新しく入った環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称で、主に大学の新入生や会社の新入社員などに見られます。4月には新しい環境への期待があり、やる気があるものの、1カ月後の5月ころ、何となく気がめいって勉強や仕事に身が入らない、集中できないなどの症状を起こします。

 医学用語ではなく一般的な用語で、決まった概念や定義があるわけではありません。何も5月に限らず、また新入生や新入社員に限らず一般人にも見られる症状で、新しい環境の変化についていけず、知らず知らずのうちに自分の殻の中に閉じこもりがちになる心のスランプです。

 元々は、1960年前後にアメリカで最初に注目された「スチューデント・アパシー(無気力)」から、五月病という用語は派生しました。スチューデント・アパシーとは、厳しい受験競争を勝ち抜き大学入学を果たした新入生が、その後目標を失って無気力状態、意欲喪失状態に陥ることを指したものでした。

 五月病によく見られる症状は、抑うつ気分、無気力、不安感、焦りなどで、不眠、強い疲労感、やる気が出ないと訴える場合が多いようです。

 スポーツを行う、音楽を聞く、読書をするなど、自分に合ったストレスの解消法を見付けたいものです。また、新たな目標や関心を見付けることも大切です。新しいものにチャレンジすることで、心身に刺激を与え、生活の活性化を図りましょう。

 

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