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∥四百四病の事典∥


肛門神経症


■肛門には病変がないのに、肛門に対して思い悩む疾患

 肛門(こうもん)神経症とは、いかなる検査をしても肛門には何も病変がないのに、肛門に対して異常な感覚や関心を持ち、思い悩み、精神的に不安定な状態になる疾患。自己臭妄想症とも呼ばれます。

 清潔志向の強い20〜30歳代の若い世代に多く、性別は問いません。原因ははっきりしません。神経症的素質のある人が、他人に肉体的なことで嫌なことをいわれたことが切っ掛けになって、発症することがあります。

 症状としては、肛門から大便の臭いがする、自分の肛門の臭いが他人を不快にさせている、肛門に締まりがない感じがしてガスや便が漏れる気がする、肛門に不潔感を抱いて何度ふいても気がすまぬ、などと思い悩んでいます。重症になると、外出もできなくなり社会生活に支障を来します。

■肛門神経症の検査と診断と治療

 基本的に肛門神経症の治療を行う科は心療内科、神経内科になりますが、まず器質的疾患がないかどうかを確認するために肛門科を受診します。ただし、肛門科をもうけている医療機関は少ないため、消化器外科、外科を受診してもよいでしょう。

 医師は肛門の診察や胃腸の精密検査をして、本当に悪い部位がないかを調べます。しかし、まず病変は見付かりません。

 肛門科などの医師は、心療内科、神経内科、精神科を紹介して、カウンセリングを受けるように勧めます。

 心療内科などの医師による治療では、心身の衛生を心掛け、便通を整え、バランスのよい食事と睡眠を十分に取ることが基本となります。腹部ガスの発生を抑えるような消化管機能改善剤を始め、ベンゾジアゼピン系などの抗不安剤、フルボキサンに代表されるSSRIなどの抗うつ剤などで反応をみます。ベンゾジアゼピン系の抗不安剤は長期間服用した場合、精神的依存や眠気などの副作用があります。

 治療には、周囲の共感的理解も必要となります。

 

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