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マクロビオティック
玄米菜食を基本とした健康法で、桜沢如一(1893〜1966)が確立し、欧米を中心に広まったものです。
マクロビオティック (Macrobiotic) はマクロ+ビオティックの合成語で、ドイツのクリストフ・ヴィルヘルム・フーフェラントが18世紀に、長寿法という意味合いで使い始めました。語源は古代ギリシャ語マクロビオスであり、健康による長寿、偉大な生命などといった意味です。第二世界大戦前後に桜沢如一が、自ら考案した食生活法や食事療法の名称として広めたことから、現在では、こちらの意味で用いられることがほとんどです。
自分が住んでいる土地で取れる旬の産物を食べる、食べ物はまるごと全部を食べることで体のバランスが整うなどの考えに基づき、中国の陰陽の原理を取り入れています。玄米や雑穀、全粒粉の小麦製品を主食とし、未精製の塩と砂糖を用い、野菜であれば皮や茎までまるごと使った食事により、心身を健康に整えていこうというもの。桜沢の説を土台として、さまざまな分派が世界各地に存在しています。
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