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アンチエイジングドック
アンチエイジングドックとは、健康長寿を目指すアンチエイジング(抗加齢)医学の考え方に基づき、現在の老化度を調べるとともに、今後の老化を促進する老化危険因子を調べる検査。
100歳を超えても認知症やがんがなく、介護状態にもならず、健康的に暮らしている人達を調べると、血管、筋肉、骨、神経など体の各部分がバランスよく老化していて、体の弱点がほとんどないことがわかりました。この結果から、アンチエイジング医学では、体の各部全体がバランスよく老化していくことを理想とします。
逆に、例えば血管が硬くなっていれば、血管が詰まりやすくなり、脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞といった生活習慣病を発症する可能性が高くなります。骨量が減っていれば、軽く転んだだけで骨折しやすくなり、骨折から寝たきりの状態になることが多くなります。
すなわち、体の一部分の老化度が著しく進んでいる場合、その部分が弱点となって老化が加速したり、要介護の原因になる傾向が強いのです。
アンチエイジングドックでは、血管、骨量、筋肉力、ホルモン量などを検査して、その人の弱点となっている部分を探ります。そして、その弱点を改善するための治療や、生活習慣改善のアドバイスを行います。
なお、医療機関の設備、医師の考え方により、実施される検査、検査機器は異なっています。
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