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レシピエントコーディネーター

レシピエントコーディネーターとは、末期の臓器不全患者の救済を目的とする臓器移植医療が円滑で公平に実施されるよう、調整を中心とした多様な活動に従事する移植コーディネーターのうち、臓器移植を希望する人(レシピエント)に対応して、精神面のケアなどを担当する医療専門職。臓器を提供する人(ドナー)への対応は、ドナーコーディネーターが担当します。

レシピエントコーディネーターの任務は、患者が臓器移植を安心して受けられるための援助。具体的には、レシピエントヘの説明とカウンセリング、希望登録の手配、精神的・肉体的に不安定な移植待機期間中のレシピエント管理、移植手術時の各種手配、レシピエント退院後の健康・生活指導などを行います。

臓器移植では、手術を受けた後もレシピエントは生涯に渡って免疫抑制剤を飲み続け、検査を受けなければならないため、レシピエントコーディネーターは継続的にフォローしてゆくことになります。

一方、ドナーコーディネーターの仕事は、移植医療の普及・啓発、レシピエントの登録とデータ管理、ドナー情報の収集、臓器提供施設とドナー家族への対応、レシピエントの選定、臓器摘出チームの編成と調整、摘出された臓器の移植病院への搬送、移植後の臓器移植評価委員会などへの書類作成、ドナー家族のケアなど広範囲に及びます。

レシピエントコーディネーターについては、改正された臓器移植法の全面施行を受けて移植機会が増加していることを受けて、日本移植学会は学会認定資格を来春にも新設する方針を固めています。

これまでは負担が大きいのに立場があいまいでしたが、学会として認めることで専従化を進め、ケア強化につなげる狙いで、試験や研究をした上で認定します。

日本移植コーディネーター協議会によると、2009年には全国で62人のレシピエントコーディネーターがいました。初年度は、その大部分が認定されるとみられています。

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