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リコピン

リコピンとは、トマトに含まれる赤い色素で、カロチノイドの一種。トマトジュースやケチャップなどの加工用に使われる赤系のトマトに、最も多く含まれています。

ふだん食卓に並ぶ生食用のトマトはピンク系で、糖分が高いのが特徴です。トマト以外では、スイカ、柿、ピンクグレープフルーツなどにも含まれています。

ベータカロチンのように体内でビタミンAに変わることもないので、今までは重要視されていなかったのですが、近年、このリコピンに強い抗酸化作用があることがわかってきました。抗酸化作用には、さまざまな生活習慣病の予防、抗がん作用、老化抑制作用が期待されています。

また、日焼けの原因となる紫外線を浴びることによって、肌の表面に発生する活性酸素を、リコピンは取り除きます。そして、メラニンの生成を促す物質の発生を抑制するので、美白効果も期待できます。

生活習慣病や老化の予防、美白効果を期待するなら、1日に15ミリグラムのリコピンが必要で、だいたいLサイズのトマト2個分に相当します。ストレスがたまりやすい人や喫煙をする人は、それ以上必要です。18ミリグラムのリコピンが入っているトマトジュースを1日1本飲めば、十分な量が摂取できるでしょう。

トマトジュースに抵抗がある人には、トマトソースを使った料理やトマトを煮込んだ料理などで摂取するのが、お勧めです。リコピンなどのカロチノイドは、油に溶けやすく、熱に対して安定していることから、油でいためたりすることで吸収率が高まるのです。

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